解夏 を見た


なかなかよい邦画です。
すごくオーソドックスに撮られている映画で、ストーリーが最大のウリと言えます。
原作はさだまさしでちょっと大人向きである内容です。
僕らくらいの年齢であれば理解はできるが共感はできないという感じのちょっと大人な部分の話です。
いろんな人が見るような映画ではなく、そういうのがスキな人がいい感じです。
すごく日本的な社会性や人生観が流れているためそういうのが受け付けない人にはどうでもいい映画です。
僕的には、そういう世界観はまだリアルに僕のまわりを流れているわけではないので、ちょっと遠い気がしましたがそれは時間の問題である気がしました。
ここでもやっぱり開く、開けるという感覚が人生において大切思わされます。
たぶん西洋にはない感覚だと思います。
そういうの最近よく意識しています。
まぁ自分ごとですが。
大沢たかおは、なぜあんなにも普通にカッコいいのか?ある完成されたカッコ良さがあります。
解夏でもカッコ良さ全開です。
石田ゆり子は、実はあの雰囲気を持つ女性が好きだなっといつも思っている女優さんです。
どこか弱そうで、しかし心が強いという役が多いように思います。
またそれがよくて今回もそういう感じの役でした。
舞台が夏の長崎だったため今回は肌の露出がいつもよりやや高めだったかもしれません。
あとはけっこうどうでもいい感じです。
まぁあの和尚さんのキャラはスキですね。
機会があれば見るのもいいんじゃないでしょうか?
僕的には主人公と同じ30歳前後に見るのが理想的だと思います。