笑の大学 劇場で観た


10/30公開の笑の大学に行ってきました。
フジTVが噛んでるので、特番がけっこうあって内容が少し知れていましたが。(余計なことすんじゃねぇ〜)
多くの人が見ていないと思うのでネタバレに気をつけながら書きますが、たぶんあるかもしれません。
僕は劇場で笑い声が起きるのも見たことがなかったんですが、はじめて目にしました。
おこるおこる笑いの声が。
そのなかには僕の声も。
笑う一方、密室劇なのにそれを感じさせないとはこのことかと感心。
意外な人物が多く背景にでるのは三谷の映画だとけっこうあるイメージなのですがここでも。
映像では確認しづらいですが。
基本的に2人+1人っぽい感じ。
詳しくはいえませんが僕はけっこうジーンときました。
涙を落とすこと三回。
少しでもモノ作りをやっている人には違った見方もできるんじゃないかな。
僕は椿一に大賛成。
いわれなくてもそうでしょう。
キャスティングは大体はまり役。
日本の俳優界の大御所、役所広司に比べて若干稲垣吾郎は演技が弱い感じなのですが、最後の方にはその関係がすっかり変わってしまいます。
三谷幸喜が言っていたのですが、稲垣吾郎という役者のドキュメンタリーとも言えます。
それにしても三谷幸喜の台詞回しは自然で力強い。
途中二人がいっしょに台本を作っていくようなシーンがあるのですが、三谷幸喜のやり方を再現しているような感じもします。
リアリティーに基づいたおもしろさ、本当に面白いです。
そしてはっとした映像をたくさん盛り込んだ星護監督ごちそうさまでした。
どんなパートナーと行っても失敗のないいい映画です。
いろんな人に勧めます。
ではでは。