次の総裁選が少し気になる


阿部さんと麻生さんと谷垣さんが候補の総裁選。
自分の希望として麻生さんを推します。
がいろいろ気になっていることがあります。
簡単にいえば靖国に対する態度。
阿部さんが従来どおりの路線だとすれば、麻生さんは少しだけメスを入れようとしている。
どうやら靖国を宗教法人でなくするという考えらしい。
するとどうなるかというと信教の自由から政治が介入出来なかった靖国の問題を、靖国を政府の持ち物にすることで、政治介入出来るようにしようと言うことらしい。
そうすればいろいろ国益にかなうように政府が振る舞えるからってことだけど、僕はそれはおかしいと思っている。
細かい事例を挙げて論理的に導くことをしないけど、おかしいと思っている。
僕の認識によれば靖国は「記憶の装置」や「想いの装置」であり、そういうものは誰かの強制を、圧力を受けて成立させるものではないと考えるからだ。
どんなに内容がばかばかしくても、どんなに不道徳でも、「想い」を縛ることは政府がするべきではない。
現にそうしないように憲法でも書いているんだし、そんなに人間の支配をすすめていいのかと思ってしまう。
靖国は制度をいじっちゃいけないよ。
むしろ人間を縛れと要求してくるキチガイの国に対して「バカのこと言ってんじゃねぇ」くらいいわなきゃ精神論的には納得出来ない。
麻生さんにしても阿部さんにしても家族ぐるみで政治をみてきているところだから、一般の人よりも靖国に対しては思い入れが深いと思うんだけどな。
まぁ阿部さんはむしろなに考えてんのか分かんないくらい強硬派な一面持ってそうなのが怖いけど、麻生さんのその考え方が気に食わないから、阿部と言うわけに走らずに、でもまぁトータルとして麻生さん。
トータルというかそこだけ眼をつむって。
だって顔がヤクザだし、かなり芯があって強そうだし、マンガ大好きだし、やってくれたらドラマティックな政治になること間違いなし。
そうなることを願ってます。
ところで現官房長官北朝鮮問題に対してかなりはしゃいでしまったせいで、うわさ程度で日本は戦時体制に入って徴兵制が復活するっていうのをみみにしたけど、そんなのはよく調べればわかることだけど、というかよく調べなくても想像はつくけど、復活なんてあり得ないから。
だって破壊力満点の兵器がたくさんある現代において戦闘は一瞬で決まっちゃうでしょう。
大東亜戦争時も最初から徴兵制を厳しく引いていたわけではなく、戦争が総力戦に向かったからな訳で、現代においては誰かがキレてニュークリアの原理を詰め込んだミサイルを飛ばしたらいろんな意味で終りなわけで、総力戦にはいかないからね。
もしもそういう戦闘で決まっちゃうのがおかしいと思う連中がでてきて昔の決闘みたいにルールを決めて、例えば長距離砲を使わない、もちろん核も、ってのがあって総力戦しかないとなったらあり得るかもだけど、そういうことは倫理的にあり得ないからね。
徴兵制の話について詳しく楽しく知りたかったらどうぞ、こちらへhttp://obiekt.hp.infoseek.co.jp/peacemaker/draft_0.html
話は脱線したけど、そろそろ小学校も登校日でいろいろあるからそういうことを考えてもいいかなってことで。