ちょっとした期間


梗概を出し終わってからちょっと気が緩んだ期間が続いています。
実際、少しずつですがスタディーをして設計していっています。
本番模型を作り始める日が迫ってきているんですが、逆に猶予があるという感じで捉えています。
模型のサイズとして、1/30の住宅四棟を含めた拡大模型と1/100の計画地全体の光る模型です。
両方とも、大体1000×1000mmの大きさくらいです。
まぁ高さは違いますが。


昨日尽くし書いたが、建売住宅を「反復して成立している」と設定している。
今現在決まっていることは、住宅同士の隙間の質を変えること。
それの操作として、住宅を雁行させて配置すること。(反復の仕方)
従来の住宅の常識である、南に庭とか水回りは北とか、まとまった庭をとっているとかでは全くない、状況がその操作によって起きるというものです。
またその操作は、すべての面を解放し、どの向きの窓でも眺望を得ることが可能であるとします。
それと同じくして外からの視線に脅かされることになります。
それの問題はいくら平面を調整しても一般的な解決(個別な解決は可能、例えば妹島の住宅とか)とならず、高さでの解決が必要となる。(反復するもの)
つまり、そこにあるという先入観を逆手に取る方法である。
高さが違うと窓を特殊な感じで付けなくとも外からの視線を自然と回避できる。


簡単に書くとこんな感じ。
あと操作をしていて生まれる空間に関しては、こんなこともできるとにおわす程度にしようかと思っている。
だって住宅にいろいろ規定されるのは、うっとしいからね。
余裕がありそうでない感じでした。